借金の際の金利

借金の際にどれほどの利息が生じるか、多くの人はそれを計算もせずにお金を借りるかもしれません。
しかしきちんと計算するならば、トータルで支払う金額が実際に借りた金額よりもはるかに高いことに驚かれることでしょう。
以前でしたら年利25パーセント以上の利率が適用されていましたが、現在ではそうした利率での金貸しは全うな金融業者ではできませんので、15パーセント以下になっています。
しかし結局利息というのは残金に対してかかってくるので、完済するまで利息はかかり続けます。

ここが難しいところです。
なぜでしょうか。
多くの人は100万円借りた後、ひたすらちゃんと月々の返済を済まし利息を払うのではなく、返して、また借りてを繰り返すからです。
利息分だけをずっと返しているようなイメージになることが往々にしてあります。
利息分だけずっと返すということはなにを意味しているでしょうか。

そうです。
それはつまり借金は一向に減っていないということを意味しているのです。
こかで「借りる」のをやめなければ元金は減っていかないのです。
これが多くの人が借金からなかなか逃れられなくなるからくりです。
また冒頭で述べたようにこうした利率の計算を多くの人はきちんとすることもなくお金を借り始め、また借り続けるので、泥沼にはまっていくことが多いのです。
それで借金をする前にはこの金利についてきちんと考え計算しましょう。
今は借金問題の相談所がネット上でも存在していますし、匿名性を保ったまま相談できます。

自分で計算方法がよくわからなくても、専門家に相談することができます。
また現在すでに借金を抱えている人も今後今のペースで返していくとどれだけの利息が発生してゆくのかをきちんと把握することは大切です。
そのように正確な数字を理解するならば、頑張って早めに完済しようとする決意も強まるかもしれません。
いずれにしても「借りる前によく考えよう」というキャッチフレーズは軽く捕らえるべきものではなく、真剣に考えるべきものですね。

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