自身での話合いが難しい時には特定調停を

借金問題に関して相談できるところというのは意外に色々あります。
インターネットを調べてみても借金問題に関して相談を受け付けている弁護士事務所や司法書士はいくらでも見つかります。
中には無料で相談を受け付けているところもあるので、積極的に利用したいものですね。
一方である人は特定調停という方法を取る場合もあります。

この特定調停とは一体どうゆうものでしょうか。
債務者にとってどんなメリットがありますか。
ご一緒に調べてみましょう。
まずこの特定調停というのは、債務者自身が裁判所に申し立てをする種類のものです。
手数料も安く、必要とする書類も決まっているためにそれほど大変なものではありません。
基本的に金銭を貸し付けしている業者の所在地を受け持つ簡易裁判所に申し立てをすることになります。

ここで調停が設けられて、話し合いが済み調書に記載がなされると、あなたはその決まったとおりにこれから返済を頑張ればよいだけです。
それ以上に取り立てを受けることはないわけです。
基本的調停が進められていく中での話し合いは調停委員が行うことになり、債務者の近況や経済状況などを聞き妥当な返済計画を立てて、相手方と話し合いが進められていきます。
もちろん相手方と債務者の両方が裁判所に出頭して調整を図る機会がありますが、もし相手方(貸している側)が出頭しない場合にも、調停委員が相手方と連絡を取り話し合いを進めてくれます。
ですから債務者の側は合計で二回ほど裁判所に足を運ぶだけでよいので、そうした面でも負担が少ないと言えますね。

かかる時間としては多くの場合申し立てから二ヶ月ほどのようです。
もちろんこれで調停でうまく話しがまとまらないという場合もあります。
その場合はさらにほかの方法を取る必要がありますが、いずれにしてもまずは借金返済に向けて建て直しを図りたいという場合、特定調停を申し立ててみるのは良いことです。
今現在借金問題でお困りの方はこうした手段が存在していることをよく覚えておきましょう。

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